大分県の特産品として知られるカボスの、本格的な出荷シーズンが始まりました。県内有数のカボスの産地である竹田市では、今日、その年の初出荷を祝う式典が開かれ、生産に携わる関係者が、新たなシーズンの幕開けを祝いました。
竹田市は、ハウスもののカボスの生産量が、大分県内のおよそ八割を占めているということです。県内のハウスカボスの、その大部分を担う産地となっており、まさに、大分県のカボス作りを支える、中心的な存在となっています。
この竹田市では、毎年、ちょうど今の時期から、カボスの出荷が始まります。今年も、その出荷の時期を迎え、本格的な出荷を前にした節目として、初出荷を祝う行事が、関係者の手で執り行われることになりました。
今日、竹田市で開かれたのは、初出荷を祝う、ハサミ入れ式です。式には、生産や出荷に携わる関係者が出席し、ハサミを入れてカボスを収穫する所作などを通じて、今シーズンのカボスが、順調に出荷されていくことを願いました。
一方で、今シーズンのカボス作りをめぐっては、コストの面で、厳しい状況も見えてきています。JA大分などによりますと、中東情勢の影響を受けて、カボスの生産に欠かせない燃料費などが、高騰しているということです。
その結果、カボスの生産にかかるコストは、去年のおよそ一点五倍にまで膨らんでいるということです。出荷シーズンを迎える喜びの一方で、産地の生産現場は、燃料費の高騰という、大きなコストの増加に直面することになりました。
