高山市松川町にある牧場で、今日から、ヒダ牛の放牧が始まりました。標高のおよそ千メートルという高地にある牧場に牛たちが放たれ、これから秋までの長い期間にわたって、大自然の中で過ごす日々が始まることになりました。
放牧が始まったのは、標高がおよそ千メートルある、高山市松川町の牧場です。高い場所にある、自然豊かなこの牧場が、今日から、ヒダ牛たちが過ごす舞台となります。山あいの牧場で、新たな放牧の季節が幕を開けました。
この牧場には今日、市内の農家から、妊娠中のヒダ牛のメスが、合わせて三十一頭運び込まれました。これからお産を控えた母牛たちが、出産までの時期を、この牧場で過ごすことになります。三十一頭の牛が、放牧地へと放たれていきました。
牛をこうして放牧することには、いくつもの利点があるとされています。大自然に囲まれた牧場で過ごすことで、牛は体が丈夫になるということです。そして、その丈夫な体が、元気な子牛の出産へとつながっていくと考えられています。
放牧は、牛にとってだけでなく、育てる側にとっても、メリットがあります。畜産農家にとっては、牛を牧場に放つことが、人件費や餌代などのコストを削減することにもつながるということです。手間や費用の面でも、放牧は大きな役割を果たしています。
牧場に放たれた牛たちは、気持ちよさそうに走り回ったり、牧草を食べたりして、のびのびとした様子を見せていました。広々とした高地の牧場で過ごす、ヒダ牛たちの放牧は、このあと、十月の中旬まで続くということです。
