巨大一本釣り漁船がカツオ約280トンを水揚げ、競りでおよそ1.3億円の値がつく、自動釣り装置と430トン冷凍庫を搭載
business | ANN News 24H |
建造費約23億円の巨大一本釣り漁船がカツオ約280トンを水揚げし、競りでおよそ1.3億円の値がついた。船には自動でカツオを釣り上げる装置3台が搭載されており、1.6人分の作業が可能で今後9台まで増やす予定。冷凍庫は26個で430トンのカツオを保管できる。
建造費およそ23億円をかけた巨大一本釣り漁船が、カツオ約280トンを水揚げした。競りではおよそ1.3億円の値がつき、日本の一本釣りカツオ漁業における大規模操業の成果を示した。
この漁船の最大の特徴は、デッキに搭載された自動でカツオを釣り上げる装置だ。現在3台が稼働しており、1.6人分の作業能力を持つ。今後は9台まで増設する計画で、さらなる効率化が見込まれている。船員が働きやすい環境を整えることを重視した設計となっている。
船内には冷凍庫が26個設置されており、最大430トンのカツオを保管できる能力を備えている。今回の水揚げは約280トンで、冷凍庫の容量にはまだ余裕があった計算になる。大容量の冷凍設備により、長期間の操業が可能となっている。
一本釣りは日本の伝統的なカツオ漁法で、一匹ずつ釣り上げるため魚体に傷がつきにくく、品質の高いカツオが獲れることで知られている。しかし人手に頼る部分が大きく、近年は漁業者の高齢化や人手不足が課題となっていた。
自動釣り装置の導入は、伝統漁法の品質を維持しながら効率化を実現する画期的な取り組みとして注目されている。日本の水産業界では、技術革新によって持続可能な漁業を目指す動きが加速しており、この巨大漁船はその象徴的な存在となっている、ANN Newsが伝えた。