サイバー攻撃を受けた冷凍食品大手のニチレイが、業績見通しを下方修正することが明らかになりました。攻撃によるシステム障害の影響が、事業全体に及んでいます。
まず売上高への影響です。システム障害の影響で、食品事業では二十億円のマイナスが出る見通しとなっています。
物流事業でも打撃が出ています。こちらではシステム障害の影響で、三十億円のマイナスが見込まれています。
こうした影響に加え、中東情勢の影響なども織り込んだ結果、純利益の見通しは二百四億円となりました。
この純利益の見通しは、従来の予想から四十八億円の下方修正となります。当初の想定を大きく下回る形です。
前の年の同じ時期と比べると、十二%の減益になる見通しです。収益環境の厳しさがうかがえます。
さらにニチレイは、システム障害への対応費用として十億円の特別損失を計上するとしています。サイバー攻撃への対応が、費用面でも重くのしかかっています。
