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五月の消費支出 六か月連続で減少 海外旅行が落ち込む

五月の消費支出 六か月連続で減少 海外旅行が落ち込む

総務省の家計調査によると、五月に二人以上の世帯が消費に使った金額は一世帯あたり三十二万三百四十五円で、前の年の同じ月と比べて〇・四%減り、六か月連続の減少となりました。円安やイラン情勢の影響で海外パック旅行への支出が七十一・三%落ち込み、自動車の購入も減りました。一方、去年より休日が二日多かったことなどから、食料や衣類への支出は増えました。

総務省の家計調査によると、五月に二人以上の世帯が消費に使った金額は、一世帯あたり三十二万三百四十五円だった。物価の影響を除いて前の年の同じ月と比べると〇・四%の減少で、消費支出が前年を下回るのは六か月連続となった。個人消費の伸び悩みが続いている形だ。

支出を大きく押し下げたのが、海外旅行に関わる項目だ。海外パック旅行への支出は前の年に比べて七十一・三%も落ち込んだ。円安で海外旅行にかかる費用が膨らんでいることに加え、イラン情勢の影響で飛行機の燃油サーチャージが上昇したことが響いたとみられる。

自動車の購入も五十六・五%減少した。これは、前の年に購入が多かったことの反動が出た形で、高額な買い物を控える動きがうかがえる。海外旅行と自動車という大きな支出が、五月の消費全体を押し下げる要因となった。

一方で、消費を押し上げた要因もあった。今年の五月は去年に比べて休日が二日多く、外食や買い物に出かける機会が増えたという。カレンダーの並びが、家計の支出に影響したことになる。

その結果、食料への支出は二・四%増え、洋服などの衣類への支出は十一・一%増加した。日常的な買い物や身の回りの品への出費は、前の年を上回る伸びを見せた。

五月の家計調査は、海外旅行や自動車といった高額な支出が大きく落ち込む一方、休日の増加を背景に食料や衣類への支出は伸びるという、対照的な内容となった。それでも消費支出全体は六か月連続で前の年を下回り、家計の節約志向が続いていることをうかがわせる結果となった。

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