三重県尾鷲市で、地元の特産品を全国に届ける取り組みが進められている。尾鷲市や観光物産協会などによる共同プロジェクトで、地域の魅力を詰め合わせにして宅配する試みである。
このプロジェクトには、市内の二十七の業者が協力している。複数の事業者が手を組むことで、尾鷲ならではの特産品をまとめて届けられる仕組みになっている。
宅配されるのは、夏便、冬便、春便の三回である。季節ごとに内容を変えて届ける形で、それぞれの時期の特産品を楽しんでもらう狙いがあるとみられる。
このうち今日は、夏便の出荷テストが行われた。サンプル品や実際に送る特産品を使って箱詰めの作業を行い、輸送中に中身の漏れなどが起きないかを確認した。
来月発送される予定の夏便には、八品が詰められるという。具体的には、マグロの刺身やタイ飯などが入る予定で、尾鷲らしい海の幸が中心となる。
三回分をまとめた「丸ごとヤーヤ便」は、二万八千円で提供される。一年を通して尾鷲の味を取り寄せられる内容となっている。
申し込みは、インターネットなどで予約を受け付けている。受付は今月三十日までとなっており、関係者は地元の特産品を多くの人に味わってもらいたいとしている。
