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多治見で四十・三度 今年初の四十度超え 各地で熱中症被害

多治見で四十・三度 今年初の四十度超え 各地で熱中症被害

岐阜県多治見市で四十・三度を観測し、今年の国内最高気温を更新するとともに、今年初めて四十度以上を記録する日となった。全国では猛暑日が二百七十八地点にのぼって今年最多を更新し、熱中症警戒アラートは四十二の都府県に発表された。各地で搬送や死者が相次いだ。

日本列島は、この夏一番の危険な暑さに見舞われた。岐阜県多治見市では四十・三度を観測し、今年の国内最高気温を更新するとともに、今年初めて四十度以上を記録する日となった。多治見市で四十度に達するのは四年ぶりで、全国では三つの地点で四十度以上を観測している。

各地で気温が大きく上がった。茨城県内では関東地方で今年最も高い三十九・六度を観測し、東京都心でも今年最高となる三十六・四度まで上がって、二日連続の猛暑日となった。三十五度以上の猛暑日を記録した地点は全国のおよそ三割にあたる二百七十八地点にのぼり、今年最多を更新した。

危険な暑さを受けて、気象庁は熱中症警戒アラートを全国四十二の都府県に発表した。これも今年最多となり、屋外だけでなく屋内でも熱中症への警戒を強く呼びかけた。気象庁はさらに、高温に関する全般気象解説情報も発表し、注意を促している。

熱中症とみられる被害も相次いだ。東京都内では午後九時の時点で、二百六十一人が熱中症の疑いで救急搬送された。これは、救急搬送された人数を毎日公表するようになった二千二十二年以降で、最も多い人数だという。

各地では亡くなる人も相次いだ。兵庫県加古川市では午後一時過ぎ、九十一歳の男性が畑で倒れて死亡しているのが見つかった。このほか、茨城県で二人、群馬県と新潟県でそれぞれ一人が亡くなっており、いずれも熱中症が原因の可能性があるとみられている。

記録的な暑さは、長い年月をかけて強まってきた傾向でもある。二千六年七月には、三十度を超えた日が月に二日だったが、それから二十年がたった今年は、今日で八日連続の真夏日となった。年々厳しさを増す夏の暑さが、改めて浮き彫りになった形だ。

平年を上回る危険な暑さは、来週二十八日ごろにかけても続くとみられている。気象庁は熱中症への注意を強く呼びかけており、引き続き厳重な警戒が必要な状況が続く。屋外での活動を無理に行わないことなど、命を守る行動が求められている。

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