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熱中症搬送 一週間で一万人超 前週の二・四倍に急増 十二府県で十四人死亡

熱中症搬送 一週間で一万人超 前週の二・四倍に急増 十二府県で十四人死亡

総務省消防庁は、今月十三日から十九日までの一週間に、全国で熱中症のため救急搬送された人が一万八百五十七人にのぼったと明らかにした。前の週の四千五百八十人と比べておよそ二・四倍に急増し、十二府県で合わせて十四人が死亡した。都道府県別では大阪が千四十一人で最も多く、六十五歳以上の高齢者が全体の六十二パーセントを占めた。関東各地でも被害が相次いでいる。

総務省消防庁は、今月十三日から十九日までの一週間に、全国で熱中症のため救急搬送された人が一万八百五十七人にのぼったと明らかにした。前の週の四千五百八十人と比べておよそ二・四倍に急増しており、厳しい暑さが続くなかで熱中症による被害が全国で大きく広がっている実態が、改めて浮き彫りとなった。

この一週間に、搬送された人のうち十四人が死亡した。亡くなった人が確認されたのは愛知や大阪など十二の府県にのぼっており、暑さによる被害が特定の地域にとどまらず、広い範囲で相次いでいることがうかがえる。消防庁は、屋外だけでなく屋内でも命に関わる危険があるとして、強く警戒を呼びかけている。

都道府県別に搬送者数を見ると、最も多かったのは大阪で千四十一人だった。これに愛知の七百九十七人、東京の七百八十三人が続いており、人口が集中する大都市圏を中心に多くの人が体調を崩して運ばれた。搬送者が集中した地域の顔ぶれからは、この一週間の暑さが広い範囲を覆っていたことがうかがえる。

搬送された人を年齢別に見ると、六十五歳以上の高齢者が全体のおよそ六十二パーセントを占めた。また、熱中症が発生した場所として最も多かったのは住居で、全体の四十一・七パーセントにのぼった。屋外での活動中だけでなく、自宅で過ごしている間に体調を崩す人が多いという傾向が、今回の集計でも改めて示された形だ。

厳しい暑さは、その後も続いている。関東の各地では熱中症の疑いで救急搬送される人が相次ぎ、亡くなる人も出ている。搬送された人は午後九時の時点で、関東地方で合わせて八百二十一人にのぼり、危険な暑さが人々の健康に重くのしかかっている状況が続いている。

東京・練馬区では、七十代の女性が庭の植木を手入れしている最中に倒れ、死亡が確認された。都内では一昨日も、搬送された人のうち五人の死亡が確認されている。また栃木県では、八十五歳の男性がビニールハウスの中で作業をしている最中に倒れ、その後、死亡した。いずれも熱中症が原因の可能性があるとみられている。

厚生労働省は、熱中症警戒アラートが発表された際には、外出をなるべく控えるなど、注意を呼びかけている。今回の集計では、搬送された人が一週間で一万人を超え、亡くなった人も十四人にのぼった。屋外の活動中だけでなく、住居内での被害も目立っており、危険な暑さが和らぐまでは、引き続き一人ひとりの警戒が欠かせない状況が続いている。

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