西日本各地に甚大な被害をもたらした西日本豪雨の発生から、八年となった。被災した各地では犠牲者を悼む追悼行事が営まれ、遺族や住民らが花を手向けるとともに、防災への意識を新たにした。
大きな被害を受けた岡山県倉敷市の真備地区には、犠牲者を悼む献花台が設けられた。今朝は伊東市長や真備地区の住民代表らが訪れ、花を手向けて犠牲者を悼んだ。
岡山県では、倉敷市真備地区を中心におよそ八千二百棟の住宅が全半壊し、災害関連死を含めて九十五人が亡くなっている。訪れた人たちは犠牲者を悼むとともに、防災への意識を新たにしていた。
参列した人たちからは、「二度とああいう災害が起きないように、できることをやっていこう」「街づくりでも人と人とのつながりをしっかり大切にしながら、できることをやっていこう」といった声が聞かれた。
広島県内では、住宅地が土石流に飲み込まれるなどして百五十三人が犠牲となった。今も五人の行方が分かっていない。
十五人が亡くなった坂町小屋浦地区では、地域の児童およそ五十人が集まり、花を手向けたほか、犠牲者に黙祷を捧げた。子どもたちは、自分たちが防災を受け継ぎ、この町を守っていくことを誓いながら黙祷したという。
町が主催した追悼集会には、遺族らも参列した。全国で大雨による災害が頻発するなか、被害を忘れないようにと、各地で祈りが捧げられている。
