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災害的な暑さが四日連続 過去最長の記録に並ぶ 名古屋で高齢女性死亡

災害的な暑さが四日連続 過去最長の記録に並ぶ 名古屋で高齢女性死亡

命に関わる災害的な暑さが列島を覆い続けており、国内ではこの暑さが四日連続となって、史上最長の災害的な暑さの記録に並んだ。総務省消防庁によると、全国の熱中症による救急搬送者数は去年の同じ時期と比べておよそ二・二倍に増え、一万人以上が搬送されている。東京、愛知、大阪の大都市圏で被害が突出するなか、名古屋市では八十代の女性が自宅で倒れて死亡が確認され、熱中症の疑いがあるとみられている。

命に関わる災害的な暑さが列島を覆い続けている。国内ではこの厳しい暑さが四日連続となり、史上最長の災害的な暑さの記録に並んだ。連日、各地で気温が上がり、熱中症で搬送される人や亡くなる人が相次いでおり、屋外だけでなく屋内でも命の危険がある状態が続いている。

総務省消防庁がまとめた全国の救急搬送者数は、去年の同じ時期と比べておよそ二・二倍に増えている。実際に、一万人以上が熱中症のために搬送されているという。中でも搬送者が突出して多いのは、東京、愛知、大阪といった大都市圏で、人口が集中する地域を中心に体調を崩す人が相次いでいる。

大阪市では、この日の日中だけで、熱中症の疑いがあるとして百十九番通報が七十七件寄せられた。二十四時間体制で救急患者を受け入れている大阪市内の病院では、今月だけで十四人の熱中症の患者が入院しているという。厳しい暑さが続くなかで、救急の現場には絶え間ない対応が求められている。

熱中症は、体の異変に気づかないまま症状が進むことがある。頭痛や吐き気、強いだるさなどが現れる中等症は、病院に搬送される人のうちおよそ四割を占めるとされる。屋外で水分補給などに注意をしながら作業していた五十九歳のトラック運転手も、突然意識を失った。この男性の場合、熱中症の影響は腎臓に現れていたという。

重症の患者を受け入れている愛知医科大学病院の高度救命救急センターには、七十代の男性が搬送された。おとといの搬送時、深部体温は四十度まで上がり、意識障害やけいれんの症状もあったという。臓器の障害が起きるおそれもあったため、医師らは冷たい水のシャワーで徹底的に体温を下げ、けいれんを止める薬を投与した。男性はその後、話せるまでに回復した。

この病院は、全国でも早い時期からドクターヘリの運用を始めており、今月はこのヘリを使って二人の熱中症の患者が搬送された。治療にあたる渡辺医師は、重症化すると後遺症のリスクも格段に上がると指摘している。搬送や治療が遅れれば、その後の回復にも影響が及びかねないとして、早い段階での対応の重要性を強調している。

一方、名古屋市では、八十代の女性が自宅で意識のない状態で倒れているのを家族が見つけ、その後、死亡が確認された。熱中症の疑いがあるとみられている。専門家は、屋内にいても油断せず、こまめな水分補給や室温の管理を心がけるよう、改めて注意を呼びかけている。危険な暑さが和らぐまでは、一人ひとりの警戒が欠かせない状況が続いている。

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