台風6号の影響で関東地方では合わせておよそ18万人に避難指示が出されている。午後1時半時点で東京都と千葉県を中心に広範囲にわたる避難体制が敷かれ、住民に早急な安全確保が呼びかけられている。
東京都ではレベル4の氾濫危険警報が出されている品川区、杉並区、豊島区、八丈町で少なくとも7万人以上に避難指示が発令された。都心部でも河川の増水や低地の浸水に対する厳重な警戒が続いている。
千葉県では鴨川市や南房総市など合わせて約11万人に避難指示が出されている。2019年の台風15号で甚大な被害を受けた館山市では前日から市内11カ所の避難所を開設し、早めの避難を呼びかけていた。
神奈川県では横浜市や横須賀市などでレベル4の大雨危険警報に基づく避難指示が一時出されたが、その後すべて解除された。一方で福島県にはレベル4の大雨危険警報が新たに出されている。
JR新宿駅前からの中継では時間の経過とともに雨は弱まってきたものの依然として風が強く、傘を差しても横殴りの状態が続いていると報告された。鉄道のダイヤ乱れは今後も続く可能性がある。
台風6号は和歌山県南部に上陸後、大型の台風となって静岡県の南を通過し、今夜には関東の東へ抜ける見通しとなっている。通過後も引き続き河川の増水や土砂災害への警戒が必要とされている。
気象庁は住民に対し、地元自治体から出される避難情報を確認し安全な場所への避難を呼びかけている。屋外への移動がかえって危険な場合は自宅の上階への垂直避難で命を守る行動をとるよう求めている。
