台風6号の影響により、関東地方を中心に各地でこの時期としては記録的な大雨が観測された。特に和歌山県の小沢川では、新しい警報制度が運用されてから初めてとなるレベル5の氾濫特別警報が一時発表され、最大級の警戒が呼びかけられた。
東京都内では台風の接近に伴い、公立の小中学校や高校など合わせて728校が臨時休校となった。このほか55校が始業時間を繰り下げ、191校がオンラインに切り替えて授業を実施したと東京都が発表している。
鉄道にも大きな影響が出ている。JR東日本によると、在来線は大雨の影響で一部区間で運休となり、湘南新宿ラインは池袋駅と逗子駅の間、および大宮駅と小田原駅の間で始発から運転を取りやめた。
山手線は午後1時半現在で速度を落として運転しており、内回り外回りともに遅延が発生している。中央線でも大雨の影響により一部の列車に遅れが出ているという。
東海道新幹線は現時点で平常通りの運転を続けているが、急な運休や行き先変更などの可能性があるとJR東海が注意を呼びかけている。通勤通学の足に大きな影響が及んでいる。
和歌山県串本町では、一部地域の755世帯1149人に対して緊急安全確保が発令された。住民には周囲の状況を確認し、近くの建物や自宅の2階以上への避難が求められている。
気象庁は関東地方で引き続き台風への警戒が必要としており、河川の増水や土砂災害、低地の浸水に十分な注意を呼びかけている。今後の台風の進路と降雨の状況によっては、さらなる交通への影響が広がる恐れがある。
