台風六号が六月一日、沖縄本島に最も接近する見込みとなっており、気象当局は大雨や暴風などへの厳重な警戒を呼びかけている。沖縄に接近中の台風六号はこの後強い勢力となって沖縄や奄美地方を通過する見込みで、広い範囲で大荒れの天気が予想されている。
予想最大瞬間風速は沖縄で五十メートル、奄美で四十五メートルに達する見通しで、街灯が倒れたり家屋が破損するほどの暴風となるおそれがある。沖縄本島はすでに強風域に入っており、これからさらに荒れた天気となる見込みとなっている。
沖縄県内では南城市、嘉手納町、茶谷町、北中城村などで約三万七千世帯、八万二千人余りに避難指示が出されている。住民には速やかに安全な場所へ避難するよう求められており、各自治体では避難所の開設が進められている。
交通機関への影響も深刻で、沖縄本島を走る路線バスや沖縄都市モノレールが終日運休となっている。那覇市内の幹線道路である国道五十八号は普段の時間帯であれば交通量が多いが、台風の影響で車通りが大幅に少なくなっている。
警察や消防によると、現時点でこの台風による負傷者や事故は発生していないということだが、台風六号はこれから本島地方にかなり接近し、翌日にかけて警報級の大雨となる見込みとなっている。
台風六号は明日には西日本に接近し、明後日には関東の沖合を進むとみられ、日本列島の広い範囲で大荒れの天気が続く見通しである。各地で交通機関の乱れや停電などが懸念されている。
六月一日は二〇二六年のハリケーンシーズンの開始日でもあり、気候科学者の間では温暖化の影響で台風やハリケーンの勢力が年々強まっているとの指摘が出ている。今回の台風六号も強い勢力での接近が見込まれており、住民には十分な備えが求められている。
