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時の記念日に漏刻祭、近江神宮で時計産業の繁栄祈願

時の記念日に漏刻祭、近江神宮で時計産業の繁栄祈願

六月十日の時の記念日にちなみ、滋賀県の近江神宮で漏刻祭が営まれた。時計産業の関係者が新製品を神前に供え、業界の繁栄を祈願した。

六月十日の「時の記念日」にちなみ、滋賀県の近江神宮で「漏刻祭」が営まれた。時計づくりにゆかりの深い祭典として知られ、今年も時計産業の関係者らが参列した。

時の記念日は、今から千三百年以上前に伝わる故事に由来する。当時、都が置かれていた大津で、天智天皇が「漏刻」と呼ばれる水時計を設け、鐘や太鼓を用いて、初めて庶民に時刻を知らせたとされている。

この言い伝えにちなみ、六月十日は時の記念日と定められた。近江神宮で営まれる漏刻祭は、その由来と深く結びついた祭典として、毎年この時期に執り行われている。

祭典には時計産業に携わる関係者らが参加し、各メーカーの新製品が神前に供えられた。時を刻む道具づくりに関わる人々が、一年の節目に自らの製品を奉納する場ともなっている。

本殿の前では、雅やかな舞楽も奉納された。古式ゆかしい舞が披露されるなか、参列した人々は厳かな雰囲気のなかで祭典を見守った。

集まった人たちは、時計産業のさらなる繁栄を祈願した。時を伝えるという営みの原点に思いをはせながら、ものづくりの発展を願う一日となった。

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