中国では、中国版のガチャガチャとも言われるブラインドボックスが人気を集めている。その流行の火付け役となった人気キャラクター「モーリー」の歩みをたどる展示イベントが、いま北京で開かれている。会場のすぐ近くには、高さ六メートルほどあるというモーリーの巨大なオブジェも置かれている。
モーリーは、香港出身のアーティストが二〇〇六年に発表したキャラクターだ。作者が実際に出会った、絵を描く少女がモチーフになっているとされ、中国国内で幅広い人気を集めてきた。
北京市内では、このモーリーの誕生二十周年を祝う展示イベントが始まった。会場ではキャラクターのこれまでの歩みを振り返る展示が並び、来月十九日まで開催される予定となっている。
中に入っているのがどの商品か、開けるまで分からないというブラインドボックスは、中国で大きな人気を集めている。モーリーは、この遊び方が広がるきっかけをつくった存在の一つとされている。
会場には、中国企業のポップマートが二〇一六年に売り出したモーリーのブラインドボックス第一弾の商品も展示されている。それぞれの星座をイメージしたモーリーたちが並び、シリーズの出発点となった品となっている。
モーリーのブラインドボックスを手掛けるポップマートは、香港出身の別のアーティストが創作した人気キャラクター、ラブブの販売でも知られている。同社はこのブラインドボックス事業を通じて急成長を遂げてきた。
ポップマートのCEOは、モーリーやラブブといったブラインドボックスが流行した背景について、誰の生活にもサプライズは欠かせないと分析している。そのうえで、販売を通じて買い物をするたびに、まるで自分自身へのプレゼントとなるような体験を提供していきたいと語っている。
