ひるがの高原のぼっかの里で、羊の毛刈りが行われている。羊の毛刈りは、この場所で初夏の風物詩になっている人気のイベントで、季節の移ろいを感じさせる催しとなっている。
毛刈りがこの時期に行われるのには、理由がある。羊は毛を伸ばしたまま夏を迎えると健康面に影響を及ぼすため、毎年この時期に毛刈りをするということである。
今日、毛刈りをしたのは一頭のメスの羊である。おとなしくマイペースな性格の羊で、山田さんという名前で親しまれていて、来場者の注目を集めながら毛刈りに臨んだ。
毛刈りの作業は、手際よく進められた。スタッフの慣れた手つきの毛刈りによって、もこもことしていた羊の山田さんは、十五分ほどで一気に涼しげな装いに変わっていった。
毛刈りを終えた羊の姿は、見るからに身軽そうである。たっぷりとした毛がなくなったことで、これから訪れる暑い夏も過ごしやすくなり、健康に夏を越すための準備が整ったことになる。
この毛刈りは、これからも続けて見ることができる。ぼっかの里での羊の毛刈りは、今月の毎週土日に行われるということで、訪れた人は初夏ならではのこの光景を楽しむことができる。
