アジアの子どもたちが描いた絵日記を集めた展覧会が、名古屋で開かれている。さまざまな国の子どもたちの目を通して描かれた日常が並ぶ、国際色豊かな展示となっている。
展示されている作品は、コンクールに寄せられたものである。三菱グループの企業で作る三菱広報委員会が開いたコンクールには、およそ三万三千もの作品が集まり、その中からグランプリなどに選ばれた九十九点が展示されている。
このコンクールには、開催の狙いがある。絵日記を通して、互いの国の文化や生活を理解してもらおうという思いで開かれており、子どもたちの作品を通じた国際交流の場となっている。
今回のコンクールには、アジアの各地から参加があった。アジアの二十三の国と地域から、六歳から十二歳までの子どもたちが参加し、それぞれの暮らしを絵日記の形で表現した。
会場に並ぶ作品には、子どもたちの素顔がにじむ。各国の子どもたちの自然豊かな日常生活や、家族との思い出などが、さまざまな言語や絵で生き生きと描かれており、見る人を楽しませている。
国によって異なる暮らしや文化が、子どもならではの視点でつづられているのも、この展示の見どころである。言葉が違っても、絵を通して伝わってくる思いが、会場を訪れた人の心に届いている。
この展示会は、大名古屋ビルヂングで九日まで行われる。アジアの子どもたちの目に映る日常を通して、来場者が他の国や地域の暮らしに思いをはせる機会となっている。
