WHOテドロス事務局長がコンゴ民主共和国に到着、エボラ出血熱の感染者906人・死者223人に拡大
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WHOのテドロス事務局長はエボラ出血熱の感染が拡大しているコンゴ民主共和国に到着した。WHOによると、コンゴと隣国ウガンダで合わせて906人がエボラに感染した疑いがあり、223人が死亡している。紛争による避難民の移動や食料不足が感染拡大防止を困難にしているという。
世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム事務局長は28日夜、エボラ出血熱の感染が深刻な拡大を見せているコンゴ民主共和国に到着した。ANN Newsの報道によると、事務局長自らが現地入りしたことは、事態の深刻さを国際社会に示すものとなっている。
WHOの最新データによると、コンゴ民主共和国と隣国のウガンダを合わせて906人がエボラ出血熱に感染した疑いがあり、このうち223人が命を落としている。致死率の高さはエボラウイルスの危険性を改めて浮き彫りにしている。
テドロス事務局長は、感染拡大を防ぐことが極めて困難な状況にある理由として、紛争から避難するための人々の大規模な移動と、深刻な食料不足を挙げた。避難民が密集した環境で生活を余儀なくされていることが、ウイルスの伝播を加速させる要因となっている。
エボラ出血熱に対する専用ワクチンや治療薬の開発は進められているものの、実用化までには数ヶ月以上かかるとの見通しが示されている。それまでの間、感染の封じ込めは従来の公衆衛生対策に頼らざるを得ない状況が続く。
コンゴ民主共和国は過去にも複数回のエボラ流行を経験してきたが、今回の規模は近年で最も深刻なものの一つとなっている。紛争地域での感染症対策という二重の困難に直面する中、国際社会の支援と協力が急務となっている。