動物園飼育員の鈴木達也被告が5月21日、妻・ゆいさんの遺体を勤務先の動物園にある焼却炉で焼却・損壊した罪で起訴された。事件は3月31日の夜から4月1日の未明にかけて行われたとされている。
検察は鈴木被告の認否を明らかにしていないが、逮捕時の供述では妻を絞殺した上で遺体を焼却炉で焼いたと認めていた。捜査当局は早ければ22日にも殺人容疑で再逮捕する方針だ。
事件の発覚は、ゆいさんが行方不明になったことを家族が通報したことがきっかけだった。捜査の過程で動物園の焼却炉から人骨の一部が発見され、DNA鑑定でゆいさんのものと確認された。動物園側は焼却炉の使用記録を捜査機関に提出している。
この動物園は事件発覚後も通常通り営業を続けているが、来園者からは不安の声が上がっている。園の管理体制や夜間の施設アクセスについても疑問が呈されており、自治体が調査に乗り出す方針を示している。
事件は日本中に衝撃を与えており、夫婦間の暴力事件の深刻さを改めて浮き彫りにした。専門家はDV被害の早期発見と支援体制の強化を訴えている。