日本郵便東京支社の元社員、米田信之容疑者が収賄の疑いで逮捕された。米田容疑者はおととしと去年にかけて、東京板橋区内の運送会社に便宜を図った見返りに賄賂を受け取った疑いが持たれている。
捕査関係者によると、米田容疑者は東京支社での業務において運送業者との取引に関する決定権を有していたとみられ、特定の業者に有利な条件を提供する見返りとして金銭を受け取っていたとされる。
日本郵便をめぐっては近年、かんぽ生命の不正販売問題など企業統治に関する不祥事が相次いでおり、コンプライアンス体制の改善が十分に進んでいないのではないかとの疑念を再び呼び起こしている。
警察は米田容疑者の取り調べを進めるとともに、他にも同様の不正がなかったかどうか、関連する運送業者側の責任についても捕査を拡大する方針だ。
