白浜町は、観光振興などの財源を確保することを目的に、町内のホテルや旅館に宿泊する人を対象にした宿泊税の導入を目指している。白浜町議会は、この宿泊税をめぐる条例案について、賛成多数で可決した。
宿泊税は、一人一泊あたりの宿泊料金に応じて金額が変わる段階的な仕組みとなっている。宿泊料金が一万円未満の場合は二百円、一万円から二万円未満の場合は三百円が課されることになる。
さらに、宿泊料金が二万円から五万円未満の場合は五百円、五万円以上の場合は千円が課される。宿泊料金が高くなるほど税額も上がる仕組みで、宿泊者の負担はその料金に応じて変わる形となる。
一方で、課税の対象から外れる人もいる。十二歳未満の子どもや、就学旅行で町を訪れる生徒については、この宿泊税は免除されるとしている。
町は、この宿泊税によって、年間でおよそ六億五千万円の税収を見込んでいる。集めた税は、観光振興などの財源として活用していきたい考えである。
宿泊税については、今後、関係する事業者への説明や、国の同意を得る手続きを経たうえで、来年三月からの導入を目指すとしている。今後の手続きの進み具合が、実際の導入時期を左右することになる。
