日本サッカー協会は、ワールドカップに臨む日本代表の主将を務めてきた遠藤航選手が、怪我のためチームを離脱したことを発表した。あわせて遠藤選手は自身のSNSで、日本代表からの引退を明らかにした。チームにとっては、大会を目前にした主力選手の離脱となった。
遠藤選手はSNSに寄せたメッセージの中で、怪我をしてからここまで、自分にできることはすべてやってきたとして、何も後悔はないとつづった。苦しい状況の中でも、できる限りの準備を重ねてきたことがうかがえる言葉だった。
遠藤選手はこれまで、日本代表を主将として引っ張ってきた。前回のカタールワールドカップ後からキャプテンを務め、ワールドカップ優勝という目標を当たり前に口にできる集団へと、チームとともに成長してこられたことを誇りに思うと振り返った。
今のチームについて、遠藤選手は本当に素晴らしいチームだと評価した。どんな逆境も乗り越え、まだ見たことのない景色を見せてくれると思うと、仲間への信頼と期待を言葉にした。自身がチームを離れたあとへの思いがにじむ内容となった。
そのうえで遠藤選手は、今回の活動をもって代表を引退することにすると表明した。これからは一人のファンとして日本代表を応援していくとコメントし、長く背負ってきた代表のユニフォームに区切りをつける考えを示した。
遠藤選手の離脱を受け、チームの編成にも変更が生じた。遠藤選手に代わって町野修斗選手が追加招集され、背番号6をつけることになった。大会を直前に控えた中での、急きょの追加招集となった。
また、新たな主将には板倉滉選手が就任することが決まった。森保ジャパンの初戦は日本時間の15日、強豪オランダとの対戦が予定されている。主将交代という変化を抱えながら、日本代表は大会初戦に向けて準備を進めることになる。
