広島高陵高校野球部で集団的暴力行為、第三者委員会が調査報告書を公表
sports | ANN News 24H |
広島高陵高校の野球部で1年生部員がカップラーメンを食べたとして複数の上級生から暴力を受けた問題について、第三者委員会が集団的な暴力行為を認定する調査報告書を公表した。
広島高陵高校の野球部で発生した暴力問題について、第三者委員会による調査報告書が公表された。報告書によると、当時1年生の部員が寮内で禁止されていたカップラーメンを食べたことを理由に、複数の上級生から暴力行為を受けたことが認定された。
調査の結果、被害生徒と加害生徒の間には事実関係に食い違いがあるものの、複数の上級生が関与する集団的な暴力行為があったことが明確に認められた。寮という閉鎖的な環境が問題の背景にあるとの指摘もなされている。
さらに報告書は、中井前監督が高野連への報告がチームの不利益になるという趣旨の発言をしていたことにも言及。この発言が被害生徒の転校につながったと指摘しており、指導者の対応にも重大な問題があったことが浮き彫りとなった。
高校野球における暴力やいじめの問題は近年繰り返し報告されており、日本高等学校野球連盟は各校に対して暴力根絶に向けた取り組みを求めている。しかし実態として閉鎖的な部活動の中で問題が隠蔽されるケースは後を絶たない。
今回の報告書公表を受け、同校および関係者がどのような再発防止策を講じるかが注目される。部活動における安全な環境の確保と指導者の意識改革が急務であるとANN Newsが伝えた。