フェンシングサーブルの日本代表が、大分市で合宿を行っている。今月、インドで開催されるアジア選手権に向けた強化の一環で、本番を前に調整を進めている。世界の舞台で戦う選手たちが、大分の地に集まっている形である。
合宿の中で、今日は地元の子どもたちと向き合う時間が設けられた。県内のジュニア選手を対象とした練習会に参加し、トップレベルの技術を直接指導したのである。一流の選手から学べる貴重な機会となった。
指導陣の中には、地元出身のトップ選手の姿もあった。大分市出身で、パリオリンピックの銅メダリストである江村美咲選手も練習会に加わり、子どもたちに熱心にアドバイスを送っていた。
指導を受けた子どもたちにとっても、刺激の多い一日となったようだ。参加した子どもからは、自分ができていないところや苦手なところを教えてもらえてよかったという声が聞かれ、世界で戦う選手たちからの直接指導は、子どもたちにとって貴重な経験となった。
江村選手も、こうした次の世代との交流に期待を寄せている。この子どもたちの中から、世界的に戦える選手が出てきたら嬉しいと、将来への思いを語っていた。地元での指導が、未来の選手の育成につながることが期待される。
練習会のあと、日本代表の選手たちは行政との顔合わせにも臨んだ。江村美咲選手らは佐藤知事を表敬訪問し、合宿で大分を訪れていることを報告するとともに、今後の目標について言葉を交わした。
その席で江村選手は、大きな目標を口にした。ロサンゼルスオリンピックでは、男女ともに団体での出場権を獲得したいと意気込みを語ったのである。これに対し佐藤知事は、大分を拠点として世界に羽ばたいてほしいと激励していた。
