台湾の頼清徳総統は20日、就任2年の記者会見で、アメリカのトランプ大統領に武器購入の継続を希望すると直接伝えたいと明らかにした。中国本土が統一を掲げ圧力を強める中、防衛予算の増額を目指すと表明した。
頼総統は、脅威が以前にも増して深刻だと認識しているからであり、戦争を避けるためだと述べた。中国政府は、頼総統が外部勢力と結託して独立を企てているとして厳しく批判している。
この発言は、プーチン大統領が習近平国家主席との首脳会談のため北京を訪問しているまさにそのタイミングで行われた。先週のトランプ訪中では、台湾への武器売却問題も議論されたとされる。
台湾海峡の緊張は近年高まり続けており、中国軍の活動が活発化する中で、台湾は自衛力の強化を急いでいる。イラン戦争によりアメリカの注意が中東に向いている中、アジア太平洋地域での安全保障環境が変化していることへの危機感が背景にある。
