大手通信会社のKDDIは、同社が提供するメールシステムが外部から不正アクセスを受け、大量のメールアドレスなどが流出したことを明らかにした。KDDIはこの問題をめぐり、きのう総務省に報告書を提出した。
KDDIによると、今回の不正アクセスによって流出が確認されたメールアドレスは、あわせて千二百二十三万件にのぼるという。極めて大規模な情報の漏えいとなった。
さらに、このうち七百六十一万件については、メールアドレスに加えてパスワードの漏えいも確認されたという。パスワードまで外部に渡った場合、利用者本人になりすまして不正にアクセスされる危険があり、より深刻な問題となる。
不正アクセスを受けたのは、KDDIがプロバイダーサービスを手がける六つの事業者に提供していたメールシステムだった。KDDIは先月、このメールシステムが外部から不正アクセスを受けたことをすでに公表していた。
その後、実際に流出した情報の内容や規模について調べが進められ、メールアドレスとパスワードの漏えい件数が明らかになった。KDDIはきのう、一連の問題について総務省に報告書を提出している。
メールアドレスとパスワードという重要な個人情報が大量に流出しており、利用者への影響が懸念される。KDDIには、影響を受けた利用者への丁寧な対応と、再発を防ぐための対策が求められることになる。
