岐阜県白川村と石川県白山市を結ぶ白山白川郷ホワイトロードが、この日開通した。全長三十三・三キロに及ぶ山岳有料道路で、二つの県をまたいで山あいを縫うように走る観光道路として知られている。
開通初日となったこの日は、午前九時から岐阜県側の料金所でテープカットが行われ、関係者が開通を祝った。その後、午前十時にゲートが開けられ、いよいよ今シーズンの通行が始まった。
ゲートの前には、開通を待ちわびた二十台以上の車が列をつくった。先頭に並んだのは岐阜県恵那市から訪れた男性で、前日の午後十時から待っていたという。開通を心待ちにしていた人の多さがうかがえる。
この季節は沿道の新緑が美しく、すがすがしい景色の中でドライブを楽しむことができる。山々の緑が濃さを増す時期で、走り抜けるだけでも爽快な眺めが広がる。
白山白川郷ホワイトロードの営業は、十一月十日までを予定している。春の新緑から秋の紅葉まで、季節ごとに変わる山岳の風景が訪れる人を迎えることになる。
運営側は、今シーズン中に四万台以上の通行を見込んでいる。開通初日からゲート前に車列ができたことで、行楽シーズンに向けた期待の高さが改めて示された形だ。
