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富山空港の愛称変更を検討、隣の岐阜県の地名「高山」と名物「寿司」を盛り込む案が浮上

富山空港の愛称変更を検討、隣の岐阜県の地名「高山」と名物「寿司」を盛り込む案が浮上

富山県は、富山空港の愛称「富山きときと空港」について、知名度を高めるために変更する方向で検討を進めています。候補に挙がっているのは、富山県の名物である寿司と、隣の岐阜県の人気観光地である高山を盛り込む案です。富山空港は高山市から最も近い空港で、岐阜県の江崎知事も賛同の意向を示し、富山県の新田知事は障害が一つなくなったと歓迎しています。

富山県は、富山空港の愛称について、知名度を高めることを目的に、現在の名称から変更する方向で検討を進めています。ANN News 24Hが伝えたところによりますと、その新たな愛称の候補として、隣接する岐阜県の地名や、富山県の名物を盛り込むという、ユニークな案が浮上しています。

富山空港の現在の愛称は、新鮮で生き生きとした様子を意味する富山の方言にちなんだ、富山きときと空港です。しかし、空港の経営は厳しい状況が続いているとされ、より多くの利用者、とりわけ海外からのインバウンド客を呼び込むために、県は愛称の見直しを検討しているということです。

今回、候補として挙がっているのは、富山県の名物である寿司と、隣の岐阜県にある人気の観光地、高山という二つのキーワードを愛称に盛り込む案です。富山の食の魅力と、飛騨高山という全国的に知られた観光地の名前を組み合わせることで、空港の存在感を高めたい狙いがあるとみられます。

この案の背景には、富山空港と高山市との地理的な近さがあります。富山空港は、岐阜県の高山市から最も近い空港で、直線距離にしておよそ六十キロほどです。一方で、中部国際空港からはおよそ百五十キロあり、高山を訪れるには富山空港のほうが格段に近い立地となっています。

他県の地名を空港の愛称に取り入れるという異例の案だけに、地元・岐阜県側の受け止めが注目されていました。これについて岐阜県の江崎知事は、岐阜県は空港のない県だが、空港に高山という名前がつくことで、飛騨や高山方面への入り口があると世界に発信することになるとして、前向きな姿勢を示しました。

江崎知事はそのうえで、飛騨の人々がそれを良いと思ってくれるのであれば、自分たちとしては非常に良いことだと述べ、富山県の構想に理解を示しました。空港を持たない岐阜県にとっても、観光地としての高山の名前が広く発信される利点があるとの考えがうかがえます。

こうした岐阜県側の反応を受けて、富山県の新田知事は歓迎の意向を示しました。新田知事は、岐阜県や高山市からあまりうれしくないと言われたらどうしようかと内心思っていたものの、江崎知事が前向きに受け止めてくれたことで、愛称変更に向けた障害が一つなくなったと述べ、検討をさらに進める考えを示しました。

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