南の海上で北上を続ける台風六号が、六月一日から二日にかけて強い勢力で沖縄や奄美地方を直撃する見通しとなっている。沖縄や奄美では二日頃にかけて大荒れの天候が予想されており、住民に対し早めの備えが呼びかけられている。
台風の影響はその後本州付近にも及ぶとみられ、西日本から東日本にかけて来週半ばに大雨となる恐れがある。本格的な雨の季節を前に、各地で警戒態勢が強化されている。
こうした中、東京消防庁は大型で強い台風により荒川が氾濫する危険性が高まった想定で、大規模な水防訓練を実施した。訓練には東京消防庁の消防隊員や板橋区の職員らおよそ六百人が参加し、住宅に取り残された住民の救出活動が行われた。
訓練では四足歩行型検索ロボットも活用され、瓦礫などで消防隊員が入れない場所に取り残された人がいないか確認する作業が実施された。東京消防庁は訓練を積み重ね、激甚化する自然災害への対応力をより一層強化していくとしている。
一方、三十日も日本列島は夏のような暑さが続いており、東京都練馬では早くも三十度に到達した。名古屋では三十二度と今年一番の暑さが予想されているほか、東京都心は二日連続の真夏日となる見込みで、台風接近と猛暑が重なる形で体調管理にも注意が必要となっている。
