栃木県強盗殺人事件で指示役の上位にいた40代の男の逮捕状取得、中国への逃亡の可能性
world | ANN News 24H |
栃木県で発生した強盗殺人事件で、警察は指示役とされる夫婦よりもさらに上の立場で事件に関与したとみられる40代の男の逮捕状を取得した。男は事件後に中国へ渡り、東南アジアへ逃亡した可能性がある。
栃木県で発生した強盗殺人事件の捜査が新たな展開を見せている。ANN News 24Hの報道によると、警察はすでに逮捕している指示役とみられる夫婦よりもさらに上の立場で事件に関与したとみられる40代の男の逮捕状を取得した。この男は犯行を主導していた疑いが持たれている。
事件は約2週間前に発生し、自宅に押し入った少年らによって69歳の女性が殺害された。警察はこれまでに実行犯として16歳の少年4人と、指示役とみられる竹前海人容疑者ら夫婦を強盗殺人の疑いで逮捕している。スマートフォンの解析を進めたところ、竹前容疑者が秘匿性の高い通信アプリを使って何者かと連絡を取り合っていたことが判明した。
警察は新たに逮捕状を取った40代の男が竹前容疑者と何らかの関係があり、夫婦よりも上位の立場から犯行を指揮していたとみている。捜査関係者によると、この男は事件発生の数日後に中国へ渡り、その後東南アジアへ逃亡した可能性があるという。
一方、事件現場の付近では約1カ月前から不審な車両が目撃されていたことも明らかになった。この車に乗っていた41歳の男についても捜査が進められている。事件の計画段階から入念な下見や準備が行われていた可能性が浮上しており、組織的な犯行であったことを示す証拠が積み上がっている。
今回の事件は、いわゆる闇バイトを通じた組織的強盗事件の深刻さを改めて浮き彫りにしている。指示系統の解明が進む中、捜査は国際的な協力を必要とする段階に入っており、中国や東南アジアの当局との連携が事件の全容解明の鍵を握るとみられている。