福島県伊達市の自宅で、同居していた母親の遺体を放置していたとして、警察は死体遺棄の疑いで無職の男を逮捕した。家庭内で起きたとされる出来事が、自宅を訪れた人の通報をきっかけに明らかになった形で、警察が詳しい経緯を調べている。
逮捕された伊達市の無職の男は、先月下旬から今月上旬にかけて、同居する母親が亡くなっていることを認識したうえで、遺体を埋葬せずに自宅に放置していた疑いが持たれている。亡くなった母親と二人で暮らしていたとみられている。
母親は、この自宅の中で亡くなっている状態で見つかった。警察によると、遺体に目立った外傷はなかったということで、現時点で事件性をうかがわせる発表はされていない。死因や亡くなった経緯については、今後の捜査で慎重に調べられるとみられる。
事件が明らかになったのは今月十二日のことだった。この日、自宅を訪ねた人が遺体を発見し、警察に通報したことで、母親が亡くなって放置されていた状況が判明した。通報を受けて、警察が捜査を進めることになった。
その後、警察はこの男を昨日、都内で逮捕した。調べに対して男は容疑を認めているということで、なぜ母親の死亡を認識しながら遺体を放置していたのか、その理由や当時の状況が焦点となっている。
警察は、母親が亡くなったとみられる時期や、その後の自宅での状況などを含め、事件の経緯を詳しく調べている。家庭内で高齢の家族が亡くなった後に遺体が放置される事案として、背景にある事情の解明が求められている。
