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大田区の強盗事件で三十年間フィリピンに逃亡の男、初公判で起訴内容を認める

大田区の強盗事件で三十年間フィリピンに逃亡の男、初公判で起訴内容を認める

東京・大田区で起きた強盗事件で、事件後に三十年間フィリピンに逃亡していた愛原邦夫被告の初公判が開かれ、被告は起訴内容を認めた。千九百九十五年二月、大田区蒲田のゲーム喫茶で経営者の男性の右腕をナイフで刺すなどし、現金およそ七十万円を奪ったとされる。検察側は店長の首にナイフを突きつけた悪質な犯行と指摘し、弁護側は事実は争わないとした。

東京・大田区で起きた強盗事件で、事件のあと三十年間にわたってフィリピンに逃亡していた男の初公判が開かれた。長い逃亡生活の末に日本で裁判を迎えることになった被告は、法廷で起訴された内容を認めた。事件から長い年月を経て、ようやく司法の場で問われることになった形だ。

起訴されたのは、愛原邦夫被告だ。被告は強盗の罪に問われており、東京・大田区で起きた事件で、男性から現金を奪ったとして裁判にかけられている。事件発生から三十年という長い時間が経過したうえでの公判となった。

事件が起きたのは、今から三十年余り前のことだった。起訴状などによると、愛原被告は千九百九十五年二月、大田区蒲田のゲーム喫茶で、経営者の男性の右腕をナイフで刺すなどして、現金およそ七十万円を奪った罪に問われている。店舗を狙った押し込みのような強盗事件だったとされる。

今回の初公判で、被告は容疑を争わない姿勢を示した。きょうの初公判で、愛原被告は起訴内容を認めた。事件から長い年月が経つ中で、被告自身が法廷で起訴された事実を認めたことになる。

検察側は冒頭陳述で、事件の悪質さを強調した。検察側は、店長の首にナイフを突きつけて脅す悪質な犯行だったと指摘した。刃物を相手に突きつけて金を奪ったとされる点を、危険で悪質な手口として位置づけた。

一方で、弁護側は事件への関わり方について主張を展開した。弁護側は、事実は争わないとしながらも、被告は共犯者に説得される形で犯行に加わったと主張した。被告が主導して事件を起こしたのではなく、誘われる形で関与したという立場を取っている。

被告がこの事件の裁判を迎えるまでには、長い空白があった。愛原被告は事件のあと、逃亡先のフィリピンに三十年間滞在し、去年、日本に移送された。海外での長い逃亡生活を経て身柄が日本に移されたことで、ようやく裁判が開かれることになった。今後の公判で、事件の経緯や量刑をめぐる審理が進められるとみられる。

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