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SNSでインフルエンサーになりすまし金をだまし取った疑い、男女四十一人を逮捕

SNSでインフルエンサーになりすまし金をだまし取った疑い、男女四十一人を逮捕

SNSでフォロワーの多いインフルエンサーになりすまして金をだまし取ったとして、警察は大阪市淀川区の松村慎吾容疑者ら男女四十一人を逮捕した。高額な副業収入が得られるなどと持ちかけ、受講料名目で金を集めていたとみられ、被害は去年だけでおよそ二千三百人、総額六億五千万円に上るとみられている。警察は特命流動型犯罪グループによる犯行も視野に捜査している。

SNSでインフルエンサーになりすまし、金をだまし取ったとして、警察は男女四十一人を逮捕した。フォロワーを抱えるインフルエンサーへの信頼を逆手に取った詐欺とみられ、被害の総額は六億五千万円に上るとみられている。大人数が関わる組織的な詐欺事件として、警察が全容の解明を進めている。

逮捕されたのは、大阪市淀川区の松村慎吾容疑者や、松村容疑者が経営する会社の従業員ら、合わせて四十一人だ。一つの会社を拠点に、多くの人物が役割を分担しながら詐欺に関わっていたとみられ、個人の犯行ではなく、組織的な広がりを持った事件だったことがうかがえる。

今回、容疑が固められたのは、特定の被害をめぐる事案だ。松村容疑者らは去年十一月以降、高額な副業収入が得られるなどと持ちかけ、受講料名目で、府内の女性三人からおよそ八十七万円をだまし取った疑いが持たれている。副業で稼げるという誘い文句で、金を支払わせていたとされる。

被害を広げる手口の中心にあったのが、SNSのアカウントだったとみられている。警察によると、松村容疑者らは、フォロワーの多いインフルエンサーのSNSアカウントを購入し、そのアカウントを使ってフォロワーをだましていたとみられる。多くのフォロワーが抱く信頼を、そのまま詐欺に利用していた構図だ。

被害の規模は、立件された分にとどまらないとみられている。警察によると、このグループによる被害は、去年だけでおよそ二千三百人に上り、総額は六億五千万円に達するとみられている。多くの人が次々と被害に遭っていたとみられ、被害の広がりの大きさが浮かび上がっている。

事件の背景には、副業への関心につけ込む手口があったとみられる。高額な収入が得られるという誘いと、影響力のあるインフルエンサーになりすますという手段が組み合わされ、警戒されにくい形で被害が拡大していった可能性がある。SNS上の信頼が悪用された形だ。

警察は、この事件の背後にある組織の性質にも注目している。警察は、この犯罪グループについて、役割を入れ替えながら犯行を繰り返す特命流動型犯罪グループ、いわゆる特流による犯行も視野に入れて捜査している。だまし取った金の流れや、ほかにも被害がないかなど、警察が引き続き実態の解明を進めるものとみられる。

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