愛知県などで、大規模な防災訓練が行われた。この訓練は、伊勢湾台風クラスの大型台風と南海トラフ地震が同時に発生したという、極めて深刻な事態を想定して実施されたものである。
訓練の規模は大きなものとなった。参加したのは、愛知県のほか地域の七市町村など、合わせて七十四機関で、その人数はおよそ千人にのぼった。行政や防災に関わる多くの機関が連携して臨んだ形となった。
会場では、水害に備えた実践的な作業が確認された。堤防の付近で土のうを積み上げる作業が行われたほか、被災した住民の生活を支えることを想定し、地域住民による炊き出しの訓練も実施された。
さらに、災害に伴って起こりうる事態への対応も確認された。多重事故や火災が発生したことを想定し、消防や消防航空隊などによる救助や消火の活動が行われ、複合的な災害への備えが点検された。
主催者は、住民一人一人の備えの大切さも呼びかけている。地震や水害といった災害ごとに、避難先やそこへ向かうルートをあらかじめ確認しておいてほしいとして、日頃からの準備を促している。
