旭川の女子高校生橋転落死事件、内田理子被告が殺人罪を否認「殺意はなかった」
world | ANN News 24H |
北海道旭川市で女子高校生が橋から落とされ殺害された事件で、殺人などの罪に問われている内田理子被告(23歳)が初公判で殺人罪を一部否認した。「私に殺意はありませんでしたし、橋から落下させていません」と述べた。検察は実行行為がなくても殺人罪は成立すると主張。判決は来月22日。
2024年4月に北海道旭川市の神居大橋で留萌市の女子高校生が橋から落とされ殺害された事件で、殺人・不同意わいせつ致死・監禁の罪に問われている旭川市の内田理子被告(23歳)の初公判が開かれた。
起訴状によると、内田被告は当時19歳の女と共謀して女子高校生を全裸にし暴行を加え、橋の欄干から川に落として殺害したとされている。しかし初公判で内田被告は「私に殺意はありませんでしたし、橋から落下させていません。そのほかは弁護人にお任せします」と述べ、殺人罪と不同意わいせつ致死罪について否認した。監禁罪については認めた。
検察側は冒頭陳述で重要な法的論点を提示した。橋から落とすという実行行為がなくても、被告らのそれまでの行動のせいで実質的に女子高校生を転落させたのであれば殺人罪は成立すると述べ、直接的な実行行為の有無にかかわらず有罪を主張する姿勢を示した。
事件は旭川市の神居大橋で発生し、被害者は留萌市に住む高校生だった。全裸にされ暴行を受けた後に橋から転落して死亡するという極めて悪質な犯行態様であり、社会に大きな衝撃を与えた。
判決は来月22日に言い渡される予定だ。殺意の有無と直接的な実行行為をめぐる検察と弁護側の対立が裁判の焦点となっており、裁判所の判断が注目される。共犯とされる当時19歳の女についても今後の裁判の行方が焦点となる。