米軍キャンプ座間の消防士が同僚の味噌汁に不凍液成分を混入、毒物混入の疑いで逮捕
world | ANN News 24H |
米軍キャンプ座間で消防士として勤務する生駒利一郎容疑者が、同僚の男性消防士が職場で作った味噌汁やキャベツ汁の鍋に、自動車の不凍液などに使われるエチレングリコールを混入させた疑いで逮捕された。被害者はめまいや吐き気を感じていた。
神奈川県にある米軍キャンプ座間で消防士として勤務する生駒利一郎容疑者が、同僚の男性消防士が職場で個人用に作った味噌汁やキャベツ汁の鍋に、毒性のある液体を混入させた疑いで逮捕された。2人はキャンプ座間で消防士として働く同僚だったが、捜査関係者によると不仲だったという。
被害を受けた男性消防士は、自分の飲む味噌汁などの味に繰り返し違和感を覚えていた。時にはめまいや吐き気を感じることもあったといい、毒物を盛られたのではないかとの疑いを抱くようになった。男性は基地内の軍警察に相談し、捜査が開始された。
その後、男性が保管していた味噌汁などの残りを警察が鑑定したところ、自動車の不凍液などに使用されるエチレングリコールの成分が検出された。エチレングリコールは口にすると腎機能が低下するなど、最悪の場合死に至る可能性がある危険な化学物質である。
生駒容疑者は逮捕後、サングラスをかけた状態で警察署内の階段を降りてくる姿が確認された。取り調べの詳細や容疑に対する認否については現時点で明らかにされていないが、警察は動機や混入の回数、期間などについて詳しい捜査を進めている。
米軍基地内での日本人従業員による同僚への毒物混入事件は極めて異例であり、基地の安全管理体制にも疑問が投げかけられている。被害者が長期間にわたって異変に気づきながらも原因を特定できなかった点も問題視されており、職場での食品安全管理の在り方が問われる事態となっている。