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千葉県柏市の病院で入院患者を殺害した疑い、看護師を逮捕

千葉県柏市の病院で入院患者を殺害した疑い、看護師を逮捕

千葉県柏市の病院で、入院していた患者を殺害したとして、警察は看護師の女を殺人の疑いで逮捕した。逮捕されたのは、現在は助産師をしている古川美雪容疑者、五十一歳で、事件当時は内科の看護師としてこの病院に勤務していた。亡くなったのは入院患者の相田英二さんで、死因は敗血症を起因とする多臓器不全だったという。事件からまもなく半年がたつなか、警察は防犯カメラの映像や押収した付着物の鑑定などを踏まえて今日、逮捕に踏み切った。古川容疑者は取り調べに対して容疑を否認しているという。

千葉県柏市の病院で、入院していた患者を殺害したとして、警察は看護師の女を殺人の疑いで逮捕した。逮捕されたのは、現在は助産師をしている古川美雪容疑者、五十一歳。人の命に関わる仕事に就きながら、なぜこのような事件に至ったのか、波紋が広がっている。警察によると、古川容疑者は取り調べに対し、容疑を否認しているという。

事件の現場となったのは、千葉県柏市にある病院である。地域に密着した医療をうたって十一年前に開院し、婦人科をはじめとして二十以上の診療科を設けている。古川容疑者は事件が起きた当時、助産師ではなく、内科の看護師として、この病院に勤務していたという。ふだんは患者のケアにあたる立場だった人物が逮捕された形だ。

警察によると、ことし一月三十日の明け方のことだった。そのフロアの当直は二人態勢で、そのうちの一人が、看護責任者を務めていた古川容疑者だったという。入院していた相田英二さんは、その翌日の夜に亡くなった。死因は、敗血症を起因とする多臓器不全だった。相田さんは、事件の前の日までは普通に会話ができる状態だったとされている。

古川容疑者の自宅は、病院から車で三十分ほどの、同じ柏市内にあった。相田さんが亡くなったあと、古川容疑者はこの病院を退職し、その後は都内にある別の病院で、助産師として働いていたという。警察によると、勤務していたいずれの病院でも、これまでのところ、ほかに不審な死は確認されていないとしている。

事件からまもなく半年がたとうとするなか、警察が今日、逮捕に踏み切った。捜査の過程では、亡くなった相田さんの様子が防犯カメラに捉えられていたほか、警察は付着物を押収していた。鑑定の結果、その付着物は人に由来するものとみられることは分かったものの、それが誰のものかまでは特定できなかったという。

今夜、この病院を運営する法人がコメントを出した。法人は、このような事件が生じたことについて、深く遺憾に思っているとしている。地域医療を担ってきた病院で入院患者が死亡し、当時勤務していた看護責任者が半年後に逮捕される事態となったことで、運営側も対応を迫られている。

一方、逮捕された古川容疑者は、取り調べに対して容疑を否認しているという。人の命を預かる医療の現場で、入院患者の死をめぐって看護師が殺人の疑いで逮捕された今回の事件について、警察は当時の詳しい状況や経緯を慎重に調べている。事件の全容の解明には、なお時間がかかるとみられる。

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