福島県金山町で登山道整備中の70代男性がクマに襲われ負傷、県内の目撃件数は前年比3倍
world | ANN News 24H |
福島県金山町の高森山で登山道を整備していた70代の男性が体長約1.2メートルのクマに襲われ、右腕と右太ももを噛まれた。県内のクマ目撃情報は前年同期の約3倍となる353件に達している。
福島県金山町にある高森山で、町から依頼を受けて登山道の整備作業にあたっていた70代の男性がクマに襲われ負傷した。警察などによると、事故は午前11時ごろに発生し、体長およそ1.2メートルのクマが男性を攻撃した。
男性は右腕と右太ももを噛まれ、病院に搬送されたが、命に別状はないという。登山道の整備は町からの依頼で行われており、山林での作業中にクマと遭遇するリスクが改めて浮き彫りとなった。
福島県内では今年に入ってからクマの目撃情報が急増しており、前年同期と比べて約3倍にあたる353件が報告されている。人身被害も先月2件発生しており、野生のクマによる被害が深刻化している状況だ。
専門家によると、今年のクマの活動が活発化している背景には、山中の食料となるブナの実やドングリの不作が影響している可能性がある。食料を求めて人里に近づくケースが増えており、登山者だけでなく住宅地周辺でも警戒が必要とされている。
警察や地元自治体はパトロールを強化するとともに、山間部での作業や登山の際にはクマ鈴や撃退スプレーの携帯を呼びかけている。全国的にもクマによる被害が増加傾向にあり、人と野生動物の共存のあり方が問われているとANN Newsが伝えた。