岐阜県関市の板取川で、川遊びに来ていたシリア国籍の男性が、乗っていたゴムボートが転覆して溺れ、死亡した。事故が起きたのはきのうの午後三時半ごろで、人が川の中に沈んでいると、目撃した男性から110番通報があった。連絡を受けた警察などが現場に駆けつけ、救助活動にあたった。
駆けつけた救助隊は、川底に沈んでいた男性を見つけて引き上げた。男性はただちに病院へ運ばれたものの、搬送先の病院で、およそ二時間後に死亡が確認された。救助から死亡の確認までの経過は、事態の深刻さを物語っている。
警察によると、男性は友人六人とともに板取川を訪れ、川遊びをしていたという。事故が起きたとき、男性は二人乗りのゴムボートに乗っていた。そのボートが何らかの理由で転覆し、男性は水中に投げ出されたとみられている。
ボートが転覆したあと、男性はそのまま川で溺れたとされる。一緒に訪れていた友人たちの近くで起きた事故であり、夏の川で過ごすはずだったひとときは一転して悲劇となった。亡くなったのはシリア国籍の男性だと、警察は明らかにしている。
警察は、ゴムボートが転覆した詳しい状況や、事故に至った経緯について調べを進めている。なぜボートが転覆し、男性が溺れるに至ったのか、当時の状況の解明が今後の焦点となる。同行していた友人らからも話を聞き、事故の全体像を確かめるものとみられる。
男性は友人たちと川遊びを楽しもうとしていた最中に、命を落とすことになった。穏やかに見える川でも、ボートの転覆などをきっかけに思わぬ事態に至ることがある。今回の板取川での出来事は、川遊び中に起きた痛ましい水の事故となった。
