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群馬県渋川市のスーパーマーケット駐車場で、77歳の女性が運転する車が歩行中の女性をはねた。救助に駆けつけた人が車を移動しようとしたところ誤って前進し、倒れていた女性を再びひいた上、周囲の2人も骨折する重傷を負った。
群馬県渋川市のスーパーマーケット駐車場で26日午後3時半ごろ、一件の駐車場事故が思わぬ形で被害を拡大させる事態となった。77歳の女性が車を駐車しようとした際に、買い物を終えて歩いていた女性をはねてしまった。事故を目撃した周囲の人々はすぐに倒れた女性のもとに駆けつけ、救助活動を始めた。
しかし事態はここからさらに深刻化した。運転していた77歳女性の知人である65歳の男性が、事故車両を移動させようと運転席に乗り込んだ。男性はバックしようとしたが、誤ってアクセルを踏み前進させてしまい、地面に倒れていた被害女性を再びひいてしまった。この二度目の衝突により、被害者の容体はさらに悪化した。
さらに、最初の事故で被害女性を助けようと駆けつけていた55歳と63歳の女性2人も、誤って前進した車にはねられ、いずれも骨折する重傷を負った。二度ひかれた女性は直ちに病院に救急搬送されたが、容体は重篤とみられている。合計4人が負傷するという大きな事故となった。
この事故は、善意の救助行動が二次被害を招くという痛ましい結果となった。特に、事故車両を安全に移動させることの難しさと、慌てた状況での車両操作の危険性が改めて浮き彫りになった。警察は事故の詳しい経緯について捜査を進めているが、関係者への事情聴取を通じて、運転操作の詳細や安全管理の問題点を明らかにする方針だ。
日本では高齢ドライバーによる駐車場での事故が社会問題となっており、アクセルとブレーキの踏み間違いによる事故は後を絶たない。今回の事故では、高齢者の運転に加え、緊急時における非専門家による車両移動の危険性という新たな課題も提起された。専門家は事故現場では車両に触れず、速やかに119番通報することの重要性を改めて呼びかけている。