二十六日午前、茨城県鹿島市の海岸で、家族と海水浴に来ていた小学六年生の男の子ら三人が沖合に流され、このうち男の子の父親が死亡した。夏の行楽シーズンのなか、海を訪れていた家族を突然の水難事故が襲った形となった。
警察や消防によると、通報があったのは午前九時半前のことだった。鹿島市の海岸で溺れている人が三人いると、近くにいた人から119番通報が入り、警察や消防が現場へ急行した。当時、周辺には海水浴に訪れていた人たちがいたとみられる。
沖合に流されたのは、千葉県八千代市から家族で海水浴に訪れていた小学六年の男の子と、その父親の山崎博さんだった。二人が溺れているのに気付き、助けようと海に入った男の子のおじも、そのまま沖合へと流されてしまったという。
流された三人のうち、父親の山崎博さんは救助された後に病院へ搬送されたものの、その後、死亡が確認された。家族での海水浴が一転して、痛ましい事故となった。
一方、男の子とおじの二人は、近くでサーフィンをしていた男性によって海から助け出された。二人はいずれも軽傷だということで、居合わせた人によるとっさの救助が、さらなる被害の拡大を防いだ形となった。
警察は、事故が起きた当時の海の状況や、三人がどのような経緯で沖合まで流されたのかなど、詳しい状況を調べている。各地で危険な暑さが続くなか、海水浴に訪れる人が増える時期を迎えており、海のレジャーでの安全確保が改めて課題となっている。
