茨城県古河市の高齢者施設で入所者2人の体内に空気を注入して殺害したとして、殺人などの罪に問われている女の裁判が開かれ、検察側と弁護側の主張が大きく分かれています。
起訴内容によりますと、女は2020年、勤務していた古河市の高齢者施設で、当時80代と70代だった入所者の男性2人の体内に空気を注入し、殺害したとされています。
裁判で検察側は、入所者の中から殺しやすい人を無作為に選んでいたとして、その行為は通り魔や無差別殺人に相当すると指摘しました。
検察側はこうした点を踏まえ、女に対して無期懲役を求刑しました。
一方、弁護側は、動機について証明されておらず、処罰することは許されないなどとして、殺人の罪について無罪を主張しています。
この裁判の判決は、来月7日に言い渡される予定です。
