日本の人口が5年で309万人減少、過去最大の減少幅を記録、世界12位に後退
world | ANN News 24H |
昨年の国勢調査の速報値で、日本の人口は1億2305万人となり5年前より309万人減少した。減少幅は1920年の調査開始以来最大。人口が増えたのは東京都と沖縄県のみで、世界順位はメキシコに次ぐ12位に後退した。
総務省が発表した昨年の国勢調査の速報値によると、2025年10月1日現在の日本の人口は1億2305万人で、2020年と比べて309万7000人、率にして2.5パーセント減少した。減少した人数と割合はともに、1920年の国勢調査開始以来、過去最大を記録した。
47都道府県のうち、人口が増加したのは東京都と沖縄県のわずか2都県にとどまった。残る45の道府県では軒並み人口が減少しており、市町村単位では全国の9割の自治体で人口減少が確認された。地方の過疎化が一段と深刻化している実態が浮き彫りとなった。
世界の国別人口ランキングでは、日本は順位を1つ下げ、メキシコに抜かれて12番目となった。かつて世界10位以内に入っていた日本の順位低下は、少子高齢化の進行を国際的な文脈でも示している。
人口減少の主な要因は出生数の減少と高齢化の進展にある。合計特殊出生率は依然として低水準にあり、若年層の都市部への集中が地方の人口流出を加速させている。政府は少子化対策を最重要課題と位置づけているが、効果は限定的だ。
この調査結果は、日本の社会保障制度や経済成長、地域社会の持続可能性に対する深刻な警鐘となっている。労働力不足や税収減少、インフラ維持の困難など、人口減少がもたらす課題は多岐にわたる。ANN Newsが報じた。