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ドクターイエロー、来年一月に引退へ JR西日本が発表

ドクターイエロー、来年一月に引退へ JR西日本が発表

JR西日本は、新幹線の線路や設備を走りながら検査する車両「ドクターイエロー」について、現在稼働している最後の1編成が来年一月に検測運転を終え引退すると発表しました。老朽化が理由で、二〇〇五年から走ってきた黄色い車両が役目を終え、検査の役割は後継のドクターSに引き継がれます。

JR西日本は、新幹線の線路や設備を走りながら検査する車両「ドクターイエロー」について、現在稼働している最後の1編成が来年一月に引退すると発表した。老朽化が主な理由で、長年にわたって鉄道ファンに親しまれてきた黄色い車両が、その役目を終えることになる。

ドクターイエローは、東海道・山陽新幹線を走行しながら線路や架線などの設備の状態を検査する電気軌道総合試験車で、二〇〇五年に運行を始めた。その鮮やかな黄色い車体や、走行ダイヤが原則として非公開であることもあって、鉄道ファンの間で長年にわたり根強い人気を集めてきた。

JR西日本とJR東海は二〇二四年六月、車両の老朽化を理由にドクターイエローを順次引退させる方針を明らかにしていた。今回、JR西日本が保有する最後の1編成について、検測運転を来年一月で終えることが正式に決まったかたちだ。

引退に向けては、ファンに向けた複数のイベントが予定されている。七月二十六日と二十七日には「ありがとうドクターイエロー」と題した車内見学を伴う乗車イベントが、十月九日には東海道・山陽新幹線を直通する体験乗車が行われる予定だという。

そして来年一月十日には、最後の乗車イベントとして「さようならT5編成」(仮称)が企画されている。長年、新幹線の安全運行を陰で支えてきた車両に、多くのファンが別れを告げる機会になるとみられる。

ドクターイエローが担ってきた検査の役割は、後継となる車両に引き継がれる。JR東海は、営業車両のN700S系をベースに専用の計測機器を搭載した「ドクターS」を導入し、来年一月以降は営業運転をしながら設備を検査していく方針を示している。

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