カンボジア名誉領事の大進氏、日本企業十数社に所得隠しを指南し3億円の申告漏れ
world | ANN News 24H |
仙台のカンボジア名誉領事館で名誉領事を務める大進氏が、日本企業十数社に所得隠しを指南していたことが判明した。対価として受け取った報酬は4年間で少なくとも3億円に上り、税務申告をしていなかった。
仙台にあるカンボジア名誉領事館で名誉領事を務める大進氏が、日本企業十数社に対して所得隠しを指南していたことが明らかとなった。大進氏はカンボジアのフンマネット首相の特別補佐官も務めており、その立場を利用した問題行為が指摘されている。
関係者によると、大進氏は企業から所得隠しの指南に対する対価を受け取っていたが、その報酬について税務申告を行っていなかった。申告漏れの額は昨年までの4年間で少なくとも3億円に上るとされている。
大進氏は今月開催されたカンボジアフェスティバルのステージにも登場しており、日本とカンボジアの友好関係を深める活動を表向きに行っていた。名誉領事という公的な立場と外交的な役割を持ちながら、脱税行為に関与していた疑いが浮上したことは両国関係にも影響を及ぼす可能性がある。
名誉領事制度は各国の在外公館の業務を補助する民間人が就任するもので、通常は現地で実業を営む人物が任命される。外交特権は限定的であるが、その肩書きを利用した不正行為が発覚したことは制度そのものへの信頼にも関わる問題だ。
当局は大進氏の所得の全容解明に向けて調査を進めているとみられる。日本企業への指南の具体的な手法や関与の範囲についても捜査が続くものとみられるとANN Newsが伝えた。