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北九州市の佐藤優弥容疑者がストーカー規制法違反の疑いで逮捕された。佐藤容疑者はイベントでシャボン玉パフォーマンスを披露する自称シャボン玉師で、35歳女性の車体底部に紛失防止タグを貼り付け、自宅の庭にも侵入していた。防犯カメラの映像が決め手となった。
北九州市で自称シャボン玉師として活動していた佐藤優弥容疑者(45歳)が、ストーカー規制法違反の疑いで逮捕された。佐藤容疑者はイベントなどでシャボン玉を使ったパフォーマンスを披露し、一部では歓声が上がるほどの人気を得ていたが、その裏で35歳の女性に対するストーカー行為を繰り返していたことが明らかになった。
事件が発覚したきっかけは、今年3月に被害女性が自分の車に近づいた際、スマートフォンに紛失防止タグの通知が表示されたことだった。不審に思った女性が車体を調べたところ、底部に自分の知らない紛失防止タグが貼り付けられているのが見つかった。このタグは位置追跡機能を持ち、佐藤容疑者が女性の行動を監視するために使用していたとみられている。
さらに防犯カメラの映像から、先月と今月にかけて女性宅の庭に何者かが侵入する姿が確認された。捜査の結果、侵入者が佐藤容疑者であることが特定され、逮捕に至った。佐藤容疑者は取り調べに対し、ストーカー行為をしたことは間違いないと容疑を認め、女性のことは異性として見ていたと供述している。
佐藤容疑者と被害女性は約5年前に仕事を通じて知り合ったという。しかし事件前には女性からSNSを通じて連絡しないでくれと拒絶されていたにもかかわらず、つきまとい行為をエスカレートさせていった。紛失防止タグという本来便利な日用品をストーカー行為に悪用するケースは近年増加しており、社会問題として注目されている。
紛失防止タグを使ったストーカー行為は、従来のつきまといと異なり被害者が気づきにくいという特徴がある。今回の事件では被害女性のスマートフォンが不審なタグを検知する機能を持っていたことが早期発見につながったが、すべての機種がこの機能を備えているわけではない。警察は紛失防止タグの悪用に対する警戒を呼びかけるとともに、メーカー側にも不正利用防止の対策強化を求めている。