米の平均価格が約10か月ぶりに3700円を下回る、銘柄米も初めて3800円割れ
world | ANN News 24H |
農林水産省の発表によると、全国スーパー約1000店舗での米の平均価格は5キロあたり3692円で前週から76円値下がりし、約10か月ぶりに3700円を下回った。販売比率の高い銘柄米も3758円と83円下落し、農水省が週次公表を始めた2025年2月以降初めて3800円を割り込んだ。
農林水産省が発表した最新の米の平均価格によると、5月24日までの1週間に全国のスーパーおよそ1000店舗で販売された米の平均価格は5キロあたり3692円となり、前の週から76円値下がりした。3700円を下回るのは2025年7月下旬以来、約10か月ぶりのことである。
特に注目されるのが銘柄米の価格動向で、販売比率の高い銘柄米の価格が3758円と83円値下がりし、全体の価格を押し下げた。銘柄米の価格が3800円を下回るのは、農水省が毎週の平均価格の公表を開始した2025年2月以降で初めてのことだ。
米価格の下落は、昨年来続いてきた高騰傾向に歯止めがかかりつつあることを示している。2024年から2025年にかけて米の供給不足と価格高騰が社会問題となり、消費者の負担が大きく増加していた。
今回の価格下落の背景には、新米の出回りや在庫状況の改善があるとみられている。ただし、米農家にとっては販売価格の低下がコスト増加と相まって経営を圧迫する懸念もある。
消費者にとっては明るいニュースだが、農水省は引き続き需給バランスの推移を注視していく方針だ。今後の天候や作柄次第では再び価格変動が生じる可能性もあり、安定的な供給体制の維持が課題となっているとANN Newsが伝えた。