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イオンモール熊本の爆発で7人死亡 従業員に「店に戻るよう指示」出していた企業が謝罪

イオンモール熊本の爆発で7人死亡 従業員に「店に戻るよう指示」出していた企業が謝罪

先月28日の地震のあとに大規模な爆発が起きたイオンモール熊本で、これまでに7人の死亡が確認された。亡くなった従業員の一部は、勤務先の企業から避難後に店舗へ戻るよう指示を受けていたことがわかった。売上金を金庫にしまうよう指示された雑貨店ハビタの従業員2人や、貴重品を取りに戻ったアパレル大手オンワードの従業員3人が爆発に巻き込まれた。両社は経緯を公表し、指導が不徹底だったと謝罪した。

先月28日の地震のあとに大規模な爆発が起きたイオンモール熊本で、これまでに合わせて7人の死亡が確認された。亡くなった従業員の一部が、勤務先の企業から避難したあとに店舗へ戻るよう指示を受けていたことが明らかになり、関係する企業が当時の経緯を公表した。

雑貨店のハビタでは、売上金を金庫にしまってほしいという指示を受け、店内に戻った従業員2人が爆発に巻き込まれて亡くなった。店内に戻るよう指示を出したのは同社の営業部長で、この人物が記者会見に出席した。

営業部長は地震が起きたとき、菊陽町の店舗にいたという。菊陽町の震度は5強だったのに対し、イオンモール熊本は震度6強で、置かれていた状況は大きく異なっていた。イオンモール熊本店の店長はこの日休日で、現場の状況は電話やLINEを通じて間接的に伝えられていた。

営業部長は、自分がいた店舗では館内に戻って売上金を金庫にしまえたことから、4つの店舗に同じ指示を出したという。午後5時17分にイオンモール熊本店の店長に電話し、その3分後に店長から従業員へ連絡。電話はおよそ6分間続き、従業員2人は店内へ戻ったとされる。

イオンモール熊本内では、アパレル大手のオンワードホールディングスの従業員3人も死亡し、同社も経緯を公表した。地震発生直後の午後4時33分に従業員3人がすでに外へ避難していたことを確認したが、およそ45分後、貴重品を取るために店舗に戻ったという連絡が入った。担当者はすぐ外へ出るよう指示したものの、その後に爆発が起き、連絡は途絶えた。従業員3人の遺体は、店がある2階ではなく1階の出入口付近で見つかったという。

オンワード側は、身の安全の確保を第一に、施設管理者の指示に従って行動するよう指導してきたとしたうえで、「結果として当社の指導が不徹底であったものと、深く反省している」とした。イオンモールでは避難後は館内に戻らないと定めており、従業員がどのようにして館内に戻ることができたのかが問われている。

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