人気のシール「ボンボンドロップシール」の偽造品を販売したとして、京都府八幡市に住む二人が商標法違反の疑いで書類送検された。子どもや若い世代に人気のシールをめぐる偽造品の販売事件で、警察が事件の詳しい実態について捜査を進めている。
問題となったボンボンドロップシールは、ぷっくりとした立体感が特徴のシールである。いわゆる「平成女児」のブームを背景に人気を集めており、こうした人気にあやかる形で偽造品が出回ったとみられている。
書類送検されたのは、京都府八幡市に住む自営業の女性と、会社員の男性である。二人は共謀して、人気シールの偽造品を販売していた疑いが持たれており、警察が二人の関与の経緯を調べている。
警察によると、二人は今年一月、女性が経営する八幡市の美容サロンで、ボンボンドロップシールの偽造品のシールが数十枚貼られたシート四枚を販売した疑いが持たれている。身近な店舗が、偽造品の販売の場になっていたとみられる。
さらに二人は、今年三月には、販売する目的で、偽造品のシート六百八十二枚を所持していた疑いも持たれている。手元には、まとまった数の偽造品がそろえられていたとみられ、組織的に販売を続けていた可能性がうかがえる。
警察は、二人が去年十一月から今年三月にかけて、偽造品のシートをおよそ一万枚販売し、三百万円から五百万円を売り上げていたとみている。短い期間のうちに、相当な数の偽造品が市場に出回っていた形である。
警察の調べに対し、二人はいずれも容疑を認めているということである。警察は、偽造品がどのように作られ、どのような経路で販売されていたのかなど、事件の全体像の解明に向けて調べを続けている。
