長野県松本市の住宅街にクマ出没、防犯カメラが住民との鉢合わせ捉える 体長117cmの個体を捕獲
world | ANN News |
長野県松本市の住宅密集地でクマの目撃情報が相次ぎ、防犯カメラが住民との鉢合わせの瞬間を捉えた。市街地の水路を移動ルートにしていた体長117センチ、体重約70キロの5〜6歳のオスグマが近くの公園で捕獲された。
長野県松本市の住宅密集地でクマの目撃情報が相次ぎ、住民に不安が広がっている。住宅街の防犯カメラが、午前8時15分ごろに歩行者とクマが鉢合わせになる緊迫の瞬間を捉えた。画面左側から歩いてきた男性の前に、右側からクマが突然現れた。
クマは人に気づくと引き返したが、男性は立ち尽くした。後ろから襲いかかってきていたら対応できずに終わっていたと語った男性は、正直ゾッとしたと恐怖を振り返った。妻から気をつけてと言われていたが、まさか市街地でクマに遭遇するとは思っていなかったという。
このクマは市街地の水路を移動ルートにしていたことが判明。別の会社の防犯カメラには水路を走るクマの姿や柵を乗り越える様子も映っていた。水路のすぐ近くには住宅が立ち並び、車が水路脇の道を通過する場面も撮影されていた。
松本市内ではスーパーや小学校付近などでもクマの目撃が相次いでいた。同日午前10時半ごろ、近くの公園で木に登っていたクマが捕獲された。体長117センチ、体重およそ70キロの5歳から6歳のオスで、市は住宅街で目撃されていた個体と同一と見ている。
住民からは鈴やクマ撃退スプレーを持ち歩く時代が来ているのではないかとの声も上がっている。市街地でのクマ出没は全国的に増加傾向にあり、専門家は山の食料不足や開発による生息域の縮小が人里への出没を促していると指摘している。